株式会社米朝事務所

週刊よねだんじ

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《首里城、炎上》

2019.11.01

琉球王朝時代の象徴とも言うべき首里城が焼失してしまいました。沖縄の人々の失意は、いかばかりか……。

早速、沖縄在住の知念満さんに連絡を取り、様子をうかがったところ、次のような言葉が返ってきました。「正殿・北殿・南殿が焼けてしまいました。中庭の御嶽(うたき)は残りました。今、県内は暗いイメージですが、祈りの島の人間として頑張りますね」と。

沖縄の人は我慢強い。日米地位協定による軋轢にも明るく耐え忍んでおられます。


私が初めて沖縄を訪れたのは、沖縄が日本に返還された翌年の1973(昭和48)年、中学3年の時でした。以来、私は、うちなんちゅー(沖縄の人)の自然を敬い、祖先を大切にする心の豊かさに感銘を受けてまいりました。

うちなんちゅーの日常は御嶽(うたき)に手を合わせることから始まります。御嶽とは本土で言えば神社とお寺を兼ね備えたようなもの。ユタと呼ばれる女性の呪術師がしっかりと守っておられます。


実は私、今から二年前に家族で沖縄を旅した時、知念さんの案内で首里城を訪ねていたのです。その時の写真が貴重なものとなってしまいました。


城郭への入口となる歓会門。


まさに、正殿。


火災を免れた中庭にある御嶽。


沖縄の元気の象徴、ガジュマルの木。


知念さんもおっしゃるように、沖縄は祈りの島。これからも日本人の原点ともいうべき信仰心を絶やされることなく、一日も早く、本来の繁栄と輝きを取り戻されますよう、切に願っております。


拝礼。

🍀米團治🍀

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